大好きな彼のアソコは誰のもの?浮気封じのおまじないと嫉妬を止める妙薬レシピ

大好きな彼のアソコは誰のもの?浮気封じのおまじないと嫉妬を止める妙薬レシピ

こんにちは春画―ルです。

 

今回のテーマは「焼きもち」

惚れた相手に浮気癖があり、なんとかして他の場所でおちんちんを出さないようにと

あの手この手で浮気を止めさせようとする場面の春画をたまに見かける。

 

そこで今回は浮気封じのおまじないをする春画3選と嫉妬が止まる妙薬のレシピを紹介します。

 

 

 

北尾重政筆「遊色妹背種(ゆうしよくいもせだね)」の一図。

 

女房が筆で亭主の亀頭に「此ぬし」と書いている。

「此ぬし」とはつまり「このものの所有者はだれか」の主張だ。

亭主は「これはきつい知恵だの。すごいすごい」と感心しているが、女房はいたって真面目に

「お前のような浮気な性悪男はこうして外へ出さねば安心できない」と言っている。

縁側での夫婦の穏やかなひと時に見えてしまうがそうではなかったようだ。

 

 

 

勝川春章筆の「会本新玉川発気(えほんあらたまつばき)」

では女房が亭主の亀頭にポンポンと判を押している。

 

亭主「まらへ印形(いんぎょう)を捺すというのは陰茎(いんきょう)の洒落か?

「捺す」は「生やす(おやす)」の中略か?感心感心」

 

と煙管を吸いながら余裕なご様子。

はて、この余裕はどこから来るのだろうか。

 

女房「大橋嘉印に頼んでおいた。まだ割り印ができやせん。

この判が消え落ちたら、ただじゃ済まないよ」

 

どうやら女房は亭主の浮気に我慢できなくなり、大橋嘉印という判子屋で

わざわざ亀頭に捺すための判子を作ったようだ。

陰茎部分にも帯のようなものを装着している

この帯は亭主が浮気をしないためのお守りかもしれない。

 

もし帰宅してこの判子の印が消えていたら、それは浮気をして来たサインとなる。

おそらく女房は亭主が帰宅するたびに「ほら亀頭をお出し。判が消えてないか確認するから」

と浮気チェックをするのだろう。

 

ちなみに早川聞多氏の書籍「春画」の解題によると「大橋嘉印」という名の判子屋は

江戸当時に実際に存在していた有名な店であるようだ。

この艶本を読んだ浮気に悩んでいた女房たちも、もしかしたら大橋嘉印に

浮気防止の判子を作りにいったかもしれない。

 

 

 

葛飾北斎筆「喜能会之故真通」にも亀頭に「此ぬし」と書く場面がある。

芸者と惚れた相手が一儀を終えて芸者が口を開く。

 

上方芸者「お前はんあのね、おつびさんとおかしな洒落を言いなはったが、

また癖がおこんなはったのう」

 

この後、続々と浮気の疑惑の数々を伝えても反省しない相手に彼女は墨を磨りだす。

 

男「どうするのだ」

 

上方芸者「どうでもよし」

 

と、亀頭に「此ぬし」と書く。

男は筆がくすぐったくてまた交合したくなってきてしまう。

 

 

渓斎英泉が記した「閨中紀聞/枕文庫」に興味深い妙薬のレシピが掲載されていた。

 

 

<妬みを治す妙薬あり>


・芯を取り除いた天門冬

・殻を取り炒った赤黍米(赤いキビ)


これらをヨクイニンを少々加えて細かくし練蜜で丸薬にする。

常に女性に50粒ずつ米湯で飲んでもらえば妬み心は止まる。

 

常に50粒飲むとはかなりハードすぎるが、使っている生薬は身体に良さそう。

気持ちが穏やかになり妬み心が止まるのだろうか。

 

 

 

もちろん浮気をするのは男性ばかりではない。

女房の浮気が発覚し怒る亭主と間男の修羅場シーンも春画に描かれている。

上の絵は女房が自宅に浮気相手を連れ込み楽しんでいるところに亭主が帰ってきた場面である。

女房が家に浮気相手を連れ込んでいるとも知らずに門の戸を叩く亭主。

現代でも聞く修羅場話のひとつだ。

 

 

春画に浮気現場を描いたものは多いが、どれも浮気した方が懲らしめられているものが多く、

笑いを誘う表現を使いながらも教訓めいた絵が多い。

これは読者の人々の共通認識として「浮気はわるいこと」という認識が存在したからだろう。

情欲を掻き立てるものばかりが春画ではないのだ。

 

 

いちばん最後の修羅場の絵は「自宅に浮気相手を連れ込むな。」の教訓ですね。

現代の人々にも是非見てもらいたいものです。

 

 


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カンレン

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